全日本ロードレース観戦に行ってきました◆ブリッツェン応援と富士スピードウェイ
- 2019/07/02
- 13:00
第88回全日本自転車競技選手権大会ロードレース観戦のため、富士スピードウェイに行ってきました。
2020年東京オリンピックではロードレースのゴール地点であり、表彰式が行われる会場。

富士スピードウェイのサーキット内や周辺道路を含めた全長10.8kmの周回コースを21周回する約227kmのレース。
2019年6月30日(日)午前9時、約6時間に渡る男子エリート個人ロードレースがスタート。

スタンドには一部屋根もあり、大型モニターでのレース観戦もでき、

F1マシンが走るサーキットコースを走る姿や、

沿道で選手が通り過ぎる姿など、

6時間のレースを場所を変えながら観戦しました。
ブリッツェンの選手で最初に逃げを見せたのは堀選手。

昨年までブリッツェンで活躍していた雨澤選手の様子も捉えたかったけれど、序盤に背後を撮影した後、しばらくしてDNF。

レースでの活躍を見ることは叶いませんでした。

レース中盤ではブリヂストンの徳田選手の一人逃げが決まり、何周回にもわたって、徳田選手への声援。

個人競技でありながら、チームへの貢献や役割があり、勝敗とは別に、各選手の走りに感動する。
いつものことではありますが、アベタカさんの牽きの男らしいこと…!

そして、いつも譲さんに目が行ってしまうのは、譲さんの動きを見ていると、ブリッツェンにとってその時点で何をチェックしなければいけないのか想像しやすいから。

譲さんは影武者みたいだなと、いつも思っている。
表情も変えず、守るべきもののために確実に動くという印象がある。
特に6時間にもわたる長時間のレースでは、いつもよりもそう感じてしまいました。

譲さんとは少し違うけれど、龍さんの動きも、注視してしまう。
(今回のレースではオレンジ色のシューズカバーが目立っていて、集団の中にいても目立ってた。)
選手の数だけレースがあって、観戦者の数だけ見方があるけれど、ダブル鈴木の役割が個人的にとても好き。
そして、毎度のことですが、岡選手のチェックの動きも目に入る。

身体能力の高さ故なのか、いつも涼しい顔をしているから、バイクを降りた後でさえ、キツイなんて風に見えない。
(レース中の写真は、どの写真も驚くほど安定のオトコマエで不思議なくらい。)
今回は小野寺選手が終始苦しそうな表情で、少し気になりました。


選手一人ひとりの役割や表情があって、選手の数だけドラマがある。

TOJ での落車から、個人TTで全日本チャンピオンに輝いた増田選手。
骨が折れてるなんて本当なのかしら…?

不死鳥。

そして、レースは最終盤へ。
横塚選手(右京)、入部選手(シマノ)、新城選手(バーレーンメリダ)の三選手の勝負。

正直なところ、新城幸也さんの圧倒的な走力には王者の風格のようなものさえ感じました。
チームで走る国内チーム勢と一人で走る新城幸也。
ロードレースの不思議なところは、個人競技なのに、チームで走るところ。
誰もが日本一になりたいはずなのに、エース一人のためにチーム全員が走る。
だから、一人で走る選手はチームと戦わなくてはならないし、チームで走る選手はチーム全員の思いを背負って戦わなくてはならない。
ほんとうに不思議な競技だと思う。
一人で戦う新城選手へ沿道から声援をおくりたい気持ちもあったけれど、国内レースでいつも粘りの走りを魅せてくれる入部選手を応援してしまうのは、国内選手への距離の近さゆえなのだと思う。
海外レースの映像の中の新城選手と、目の前でレースを走る入部選手の違い。
そして、圧倒的な力を見せる新城選手に勝つために、沿道から少しでも声援を送りたいと思ってしまう。
いつもの粘りを見せてほしい…!
レース中に晴れていた霧が再び立ち込め、ゴール前は霧で見通しが悪くなってました。
薄っすらと赤いジャージの後ろにブルーのジャージ。

ゴール前150mあたり、

スプリント、

入部さんが全日本チャンピオンに。

霧の中のシマノブルーが美しかった。
その後、会場のモニターには入部さんの表情が映し出され、

増田さんがその様子を見ていた姿が印象的でした。

このとき、増田さんの目にも入部さんの姿が写っていたはず。

そして、譲さんと一緒にフィニッシュ。
わたしはといえば、最後の最後まで譲さんのことを気にしていたような気がします。
譲さんがいれば、増田さんはきっと大丈夫、そんな妙な安心感を持ちながら、二人がゴール前に姿を現すのを待っていました。
そして、長い長い一日の終わりは、たった一人の勝者のための時間。

選手の数だけドラマがあるけれど、称えられるのは一人。

入部さん、ほんとうにおめでとうございます。

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2019年6月30日(日)午前9時、約6時間に渡る男子エリート個人ロードレースがスタート。

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F1マシンが走るサーキットコースを走る姿や、

沿道で選手が通り過ぎる姿など、

6時間のレースを場所を変えながら観戦しました。
ブリッツェンの選手で最初に逃げを見せたのは堀選手。

昨年までブリッツェンで活躍していた雨澤選手の様子も捉えたかったけれど、序盤に背後を撮影した後、しばらくしてDNF。

レースでの活躍を見ることは叶いませんでした。

レース中盤ではブリヂストンの徳田選手の一人逃げが決まり、何周回にもわたって、徳田選手への声援。

個人競技でありながら、チームへの貢献や役割があり、勝敗とは別に、各選手の走りに感動する。
いつものことではありますが、アベタカさんの牽きの男らしいこと…!

そして、いつも譲さんに目が行ってしまうのは、譲さんの動きを見ていると、ブリッツェンにとってその時点で何をチェックしなければいけないのか想像しやすいから。

譲さんは影武者みたいだなと、いつも思っている。
表情も変えず、守るべきもののために確実に動くという印象がある。
特に6時間にもわたる長時間のレースでは、いつもよりもそう感じてしまいました。

譲さんとは少し違うけれど、龍さんの動きも、注視してしまう。
(今回のレースではオレンジ色のシューズカバーが目立っていて、集団の中にいても目立ってた。)
選手の数だけレースがあって、観戦者の数だけ見方があるけれど、ダブル鈴木の役割が個人的にとても好き。
そして、毎度のことですが、岡選手のチェックの動きも目に入る。

身体能力の高さ故なのか、いつも涼しい顔をしているから、バイクを降りた後でさえ、キツイなんて風に見えない。
(レース中の写真は、どの写真も驚くほど安定のオトコマエで不思議なくらい。)
今回は小野寺選手が終始苦しそうな表情で、少し気になりました。


選手一人ひとりの役割や表情があって、選手の数だけドラマがある。

TOJ での落車から、個人TTで全日本チャンピオンに輝いた増田選手。
骨が折れてるなんて本当なのかしら…?

不死鳥。

そして、レースは最終盤へ。
横塚選手(右京)、入部選手(シマノ)、新城選手(バーレーンメリダ)の三選手の勝負。

正直なところ、新城幸也さんの圧倒的な走力には王者の風格のようなものさえ感じました。
チームで走る国内チーム勢と一人で走る新城幸也。
ロードレースの不思議なところは、個人競技なのに、チームで走るところ。
誰もが日本一になりたいはずなのに、エース一人のためにチーム全員が走る。
だから、一人で走る選手はチームと戦わなくてはならないし、チームで走る選手はチーム全員の思いを背負って戦わなくてはならない。
ほんとうに不思議な競技だと思う。
一人で戦う新城選手へ沿道から声援をおくりたい気持ちもあったけれど、国内レースでいつも粘りの走りを魅せてくれる入部選手を応援してしまうのは、国内選手への距離の近さゆえなのだと思う。
海外レースの映像の中の新城選手と、目の前でレースを走る入部選手の違い。
そして、圧倒的な力を見せる新城選手に勝つために、沿道から少しでも声援を送りたいと思ってしまう。
いつもの粘りを見せてほしい…!
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ゴール前150mあたり、

スプリント、

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このとき、増田さんの目にも入部さんの姿が写っていたはず。

そして、譲さんと一緒にフィニッシュ。
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